そのままで

ページを開いてくださりありがとうございます、ひーちゃんです。

 

シェアハウスに引っ越して2か月が経ちます。

1人暮らしができないな、の感覚は以前書いた感覚から変わっていません。

 

おはよう

いってらっしゃい

今日はお休み?

おかえり

毎日よくやってるね、

これ食べる?

これ食べていいの?

 

周りの方々と少しずつ関係ができてきました。

今日はあの人いないな。

今日はこの人に会えたな。

同じお家をシェアしていても、会ったり会わなかったり。会っても話したり話さなかったり。

この距離感がとても心地よく、私に安定感をくれているように思います。

 

ここに来た時、

自分からの初めましてが苦手で人付き合いが下手っぴ

そんな自分が嫌だなと思っていました。

 

それと同じくらい、嫌われないようにいい子のふりをして愛想笑いで初めましてっていう自分のことも嫌いでした。

 

苦手でいいから無理しない。慰めきれない感情とともに始まった生活。

 

気がついたら、自然でいる私を、いい子からの初めましてがなくても私として認識して声をかけてくれる人ができました。ありがたいな、と感じ、喜び、愛や優しさを受け取れるようになってきました。

それがとっても嬉しいんです。

 

嫌われないように一生懸命だった頃。

最初に思ったよりも抜けてるねと言われた頃。

いっそのことポンコツとして最初から認識されたかった頃。

誰かに見える私と、私自身の隙間をどうしていいか分からないまま年齢だけを重ねてきました。今も、正直わかりません。

 

それでも、無理に背伸びせず、自然体で人の前に立てている感覚を感じる瞬間が増えてきました。

 

ここで生活する中で、無理せずそのままでいても誰かと関係をつくっていけることを実感しています。

 

私には特別なものなんてないけれど、それでも、ここにいていい人になれたかな?

そんな知らない誰かの判断よりも私がここにいたいと思えていることが全てです。

 

してもしなくてもいいこと

いてもいなくても許されること

頑張ることと頑張らないこと

どっちでもいいの中から選べることが、充実感に繋がっている気もします。

 

やっと出会えた、心地よくて愛おしいもの。

 

切り離せない葛藤も、今手にある幸福感もぎゅっとぎゅーっと。



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