ページを開いてくださってありがとうございます、ひーちゃんです。
料理が楽しくなったのは、
彼らに出会ってから。
料理が楽しくなったのは、
美味しいねって一緒に食べてくれた人がいたから。
料理が楽しくなったのは、
人に届くまで想いを込める人がいると知ったから。
料理が楽しくなったのは、
「完璧なわたし」を手放すことができたから。
料理が楽しくなったのは、
こうしたらどうなる?って挑戦する気持ちが湧いてきたから。
料理が楽しくなったのは、
キッチンで本音がぽろっとする瞬間を知ってしまったから。
料理が楽しくなったのは、
誰かと一緒に美味しいねって幸せな時間を過ごしたいから。
いわゆる
好きな食べ物ランキングにランクインするような、
それのレシピを追うことに一生懸命だったあの頃
料理できる、1人だって生活していける
そう証明するための手段だった
いつしか、
料理がインターンとしての仕事になって、
一緒に住む人と一品ずつつくってお弁当にするようになって、
人と一緒にキッチンに立つようになって、
「誰かの得意な○○!」を振る舞ってもらうようになって、
安い味だなーって笑いながら、
食事を楽しく幸せな時間にしていくってことを知って、
これでいいんだ、こうやって作るんだ!も、
あ、楽しい!幸せ!も、
名前のつかない美味しいやつも、
少しずつ私のものになってきた。
あの時よりもレパートリーは増えた。
使う食材の幅も広がった。
みんなの好きな完璧なものを!のプレッシャーはなくなった。
「ねえ、おいしいよ。人に振る舞ったりしないの?もったいない」
そう最初に言ってくれたあの人と、またご飯食べたいなあ。。。